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職人・職人の心・職人の技 ―2019春節に際して弦徳グループの皆への手紙

来源:福建絃徳投資有限会社 | 19-03-19

    

   2019年の新春に際して、社員の皆さんに謹んで新春のご祝詞を申し上げますと共に、一年間の勤労を心より感謝します。


  2018年は過ぎましたが、私たちは新たなスタートに立ち、新たな挑戦を迎えています。弦徳の舵取りをする者として、この一年間に考えていたことを共有したいと思います。


  統計によると日本には200年以上の歴史を持つ企業は三千軒以上あり、数量で言えば世界一であります。次に多いのはドイツ、オランダ、フランスです。なぜ、これらの国にはこんなに長く経営を続けられる企業が多いでしょうか。これは中国の企業がよく研究しなければならない問題です。


 学者の研究によると、これらの百年以上続けている企業には共通の特徴があり、それは職人の精神です。これらの企業の代々の経営者は職人の心と技を込めた独特な作品を作り上げ、企業のブランドを確立し、時間と市場の試練に耐え、松のように緑を維持し続けています。


 中国古代の「詩経」に、「有匪君子,如切如磋,如琢如磨。」の言葉が記載されています。才能を持つ人は学問を研究すれば学問が更に上達にし、品と道徳を磨けば更に上品に成長できるとのことです。企業の経営や職人の技も同じく、経験を重ねて精進すれば更に成長できることです。


 周知のように、石材は天然で希少であります。天然の石材に様々な欠陥があるのは当然のことですが、しかし、これは石材企業にとって品質をコントロールできない言い訳にならず、品質を改善するきっかけに変えるべきです。


 日本では、ある磨きを専門とする会社があり、かつてAPPLE社の注文を受け、数人の力で、数年の時間を経て、鏡のようなiPodの背板を百万枚以上磨きあげました。その製品から職人の精神と技がわかります。小さい物を作ることにしても、大きい企業を経営することにしても、私たちはひとつひとつの仕事を大切にする態度から、人生の新たな意味と高度を追求し、純粋、集中、繊細である職人の精神を学び、事業の成長及び個人の修養向上を追求しなけれなりません。


 弦徳グループは石材加工貿易に専念して経営を続けてきました。そして総合投資サービス業へ踏み出し、二十年以上にわたって努力してきました。長年、職人の精神を持ち、お客様に高品質の製品、万全なサービスを提供し続けることによって、予想もつかないほどの激しい市場競争の中に、良い評判とブランドイメージを確立することができました。


 職人精神はただのスローガンではありません。石材企業として、その精神を製品の研究開発、設計、生産、品質管理等の各工程に注ぎ込むべです。一つ一つの石を芸術品のように職人の心と技を注ぎ込めて細かく磨き上げ、職人の精神を守ることが大切です。良い職人を持ち、良い技術を持ち、そして良い生産管理ができれば、企業は淘汰されないと思います。これは企業の核心競争力となります。


 我々は現在時代の変革期におかれています。、新技術、新アイデア、新モードが次々と出てきています。新しい考え、挑戦とチャンスも多く存在しています。時代の変化に合わせ我々は考えを改めて創新をするべきですが、初心を忘れず、人と物事に対して敬意をはらい、気持ちを落ちつけて、職人の心と精神を堅持して、中国の石材企業の本格的な製品を磨き上げましょう。


 最後ですが、創業の初心を持って、皆さんと共に勉強して、頑張っていきたいと思います。